平成27年10月1日に予定されていた消費税率10％への引上げについて、安倍首相は、11月18日の夜に1年半先送りすることを表明しました。

1年半後ということは、「平成29年4月1日」、ということになります。

今回は景気条項としての附則はつけないそうなので、実施されるかどうかは不透明、ということはなさそうです。

これにより、先にお伝えした10％への経過措置に関する情報は、軒並み日付が1年半後へと改正を通じて書き換えられることになるでしょう。

ところで現状価格表示については、総額表示に替えて税抜き価格での表示が特例で認められていますが、この特例の適用期限は『平成29年3月31日』です。

価格表示の特例に関しては、法改正をせずに済みそうですね。

なお、11月21日に衆議院の解散があり、その後選挙、12月14日投開票という予定ですが、年内に大綱は発表されるのでしょうか…。